【後から変更不可】ビジネスブログに最適な独自ドメイン(URL)の決め方

今回はビジネスブログに最適な独自ドメイン(URL)の決め方についてお話します。

ブログを始めるさいに決めるものですが、今後ずっと使うものですし、SEO的にも重要なので慎重に決めましょう。

今回は、独自ドメイン(URL)の決め方について、主に2つのことをお話ししていきます。

 

  • トップレベルドメインの決め方
  • ドメイン名の決め方と文字数

トップレベルドメインの決め方

トップレベルドメインとは、URLにおける.com、.net、.jpなどのことで、いわゆるドメインの住所にあたります。

代表的なトップレベルドメインには、以下のものがあります。

  • .com ビジネス全般にオススメ
  • .jp 商圏が全国、ブランドを重視したい方
  • .net ネット関連サービス
  • .org 組織、協会向き
  • .info 情報サイト向き
  • .biz ビジネス向き
  • .co.jp 法人専用

ビジネスブログを開設するなら、「.jp」をオススメします。
(少し値段は上がりますが・・・といっても年間4000円ほど)

メルマガ到達率は「.jp」のほうが高いですし、同じ記事を書いても「.jp」のほうがSEO効果が高いからです。

とはいえ、そこまで気にしないのであれば「.com」「.net」「.biz」が無難です。

 

ちなみにこのサイトは、ユーズアイのオフィシャルHPとして立ち上げたので「.biz」を取得しました。今になって「.jp」を取っておけばよかったと後悔しています(^^;

馴染みのないものはダメ

上で挙げた有名なトップレベルドメイン以外にも、以下のようなものがあります。

  • .xyz
  • .pink
  • .fun
  • .online
  • .club

こういったあまり知られていないものでもブログを始められるのですが、決してオススメはしません。

なぜなら、馴染みのないものはメルマガ到達率が低く、SEO効果もかなり落ちてしまうからです。サイトの訪問者にもいらぬ不信感を与えてしまいます。

ドメイン名の決め方と文字数

ドメイン名を決めるときは、何を認知させたいのか?にもとづいて決めるのがよいでしょう。

ドメイン名とは当ブログのドメイン「us-eye.biz」でいうと「us-eye」の部分のことです。

ドメイン名の決め方

このブログは僕の屋号「ユーズアイ」を認知させたかったので「us-eye.biz」にしています。(.jpにしておけばよかった・・・)

 

基本的には、

会社を全面に押し出したいなら、「会社名.jp」

自分を認知させたいなら、「個人名.jp」

商品を認知させたいなら、「商品名.jp」

と考えていただければ間違いないです(.comでも構いません)

ドメイン名の文字数

ドメイン名を決めるときは意外と悩むものですが、長く考えても仕方がないのでサクッと決めましょう。

このとき、できるだけ短いドメイン名がオススメです。

なぜなら、名刺に書く、人に口頭で伝えるなど、ドメイン名が長いと不便ですし、何より覚えてもらいにくいからです。

 

ですから、できるだけ短い文字数(または覚えやすいフレーズ)で、できれば誰もがローマ字で認識できるものにしましょう。

後からドメイン変更はダメ

一度決めたドメインは後から変更しないでください。

なぜなら、せっかく得られた「被リンク」や「SEO順位」などが全てゼロになり、ブログ運営に費やした時間と努力が無駄になるからです。

 

とはいえ「301リダイレクト」というものを使えば、「SEO順位」を引き継いだりもできますが、すべて確実に引き継げるとは限りません。

どうしても、、という状況でない限り変更しないのが得策です。

ドメイン取得はエックスサーバーの管理画面から

ビジネスブログを開設するなら、価格・速度ともに優秀なエックスサーバーをオススメします。

ビジネスブログ運営におすすめのサーバーはこれだ!

 

エックスサーバーの管理画面からドメインを取得すれば、独自SSL(暗号化通信、httpsから始まるURL)にも無料で対応できます。

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ドメインは、SEO評価や信用度にも大きく関わってくるので、後悔しないように慎重に決めておきましょう。

心に届く文章術!「情景描写」を取り入れて読み手の心を動かそう

心に響く文章術と情景描写

今回は、読み手の心に届く文章術についてお話します。

あなたは「この人の文章、なんか引き込まれるな」と感じた経験はありませんか?

 

売れている起業家の文章は、読んでいて心に届きます。

一方で、売れていない起業家の文章は、読んでも心には届きません。

この記事では、売れている起業家が必ずもっている『心に届く文章術』について、次の3つのテーマでお話します。

  • 心に届く文章とは?『説明』と『描写』の違い
  • 『描写』のメリット・デメリット
  • 『描写』を取り入れて売上アップした事例

ウェブでの情報発信を成果につなげるためにも、この『心に届く文章』について理解を深めておいてください。

心に届く文章とは?

『心に届く文章』の大きな特長は、『情景がイメージできる』ということです。

情景をイメージさせるために『描写』というテクニックが用いられています。

物の形や状態、心に感じたことなどを、言葉・絵画・音楽などによって写しあらわすこと。「情景を描写する」「心理描写」

出典:コトバンク

つまり、事実だけではなく、付随する「人の動き、様子、感情なども含めて伝える」という意味です。

『説明』と『描写』の違い

『描写』とは対照的に、事実だけを伝える文章のことを『説明』といいます。

説明とは

説明とは「簡潔に、論理的に、客観的に」伝える方法のことです。

誰もがわかるように主観を排除して伝えるので、ビジネスシーンでよく用いられます。

次のような特長があります。

  • 理解させる
  • おおむね短文
  • 論理的で客観的
  • 数字やデータが重要
  • 頭でわかる

説明は、たくさんの出来事の要点だけを抽出して伝えるもので、動画でいえばダイジェストにあたります。

描写とは?

描写とは、その時の「できごと、感情の動き、人の動き」などを映像を見せるかのように事細かく伝える方法のことです。

次のような特長があります。

  • イメージさせる
  • おおおむえ長文
  • 感情的で主観的
  • 数字やデータは重要でない
  • 心が動く

描写は、たった数分、数秒の印象的な瞬間を事細かく表現するので、文章は長くなりがちです。

動画でいえばスローモーションにあたります。

『説明』と『描写』の例

次の2つの表現を比べてみましょう。

どちらもフリーランスのデザイナーが主人公で“お客さんから業者呼ばわりされた話”を伝えています。

『説明』の文章例

~~~~~~~~~~

お客さんから業者呼ばわりされて、僕は嫌な気持ちになった。

~~~~~~~~~~

これだけです。端的ですね。

『描写』の文章例

~~~~~~~~~~

今日は日曜日、待ちに待った娘の運動会。

妻は弁当作り、僕は荷物をしている。

ふとスマホのメールボックスを見ると、お客さんから修正依頼が入っていた。

『明日、月曜日に実施させていただきます』と返事をしたが、、まもなくお客さんから電話がかかってきた。

「明日するってどういうつもり!?業者なんだから、すぐやってよ!・・・」

「今日はですね…」と言いかけたが、あまりの勢いに圧倒され、『はい』と答えてしまった。

 

(今日も仕事か・・・)

妻に事情を伝えたが、

「また仕事?いい加減にしてよ!」

と呆れられた。

(申し訳ない・・・)

言葉にもできず、妻と娘を見送った。

 

業者と言われた悔しさ、父としての不甲斐なさ。

怒りを押し殺しながら、僕はパソコンの前に座りマウスを握った。

~~~~~~~~~~

このように、状況や人の動きを細かく伝えることで、端的に伝えるよりもイメージしやすくなります。

読み手に共感してもらうには“描写”が必要

読み手に共感してもらうには、説明だけでなく描写を取り入れることが必要になります。

例えば、ブログ・ホームページ自分の過去のできごとや経験を伝えるとき。

説明だけでは、読み手は頭では理解できますが、心には届きません。心に届かなければ、その先のお問い合わせ・申込みにも繋がりません。

感動(感じて動く)はあっても理動(理解して動く)はないのです。

描写のメリット・デメリット

「長い文章は読まれない」と言われているせいか、ブログやホームページで、端的な文章(=説明)だけで済ませているケースが多いです。

しかし、商品の良さについてどれだけ理解してもらえても、それだけでは購入にはつながりません。

なぜなら心が動かないからです。

描写のメリット

商品・サービスの説明、プロフィール、創業秘話、お客様とのエピソードなどのコンテンツに描写を取り入れることで、読み手に共感してもらい、心を動かすことができます。

読み手の心を動かせるようになると、

  • あなたの人柄を信頼してもらえる
  • 「あなたから買いたいです」と言われる
  • 成約率が上がる
  • 単価が高くても売れやすくなる
  • 価格競争から抜け出せる

商品・サービスをほしいと感じ、あなたに親近感を感じている状態でやってくるため、成約率が自然と高くなり、客単価も上がります。

また、価値観の合うお客さんがやってくるので、気持ちにゆとりを持って仕事ができるようになります。

『描写』を取り入れるメリットは計り知れません。

描写のデメリット

一方で、描写は魔法のツールではなくデメリットもあります。

  • 文章が長くなり、読まれにくくなる
  • サイトの離脱率が上がる
  • スマホだとさらに読みづらい
  • 文章作成にコツがいる
  • 法人向けにはあまり響かない

 

それでも、読んでもらえる工夫”をすれば対処できます。

僕のプロフィール文にも取り入れていますが、

  • 実績・受賞歴・権威性を出して、関心を引く
  • ストーリーの前に、端的な説明を入れる
  • 読みやすいフォントを使う
  • 見出しを活用する
  • 写真を入れる
  • デザインを良くする

といった工夫ができます。

描写を取り入れて売上アップした事例

京都自然療法整体学院 様の事例

クライアントで、毎月ホームページから申込みがある『京都自然療法整体学院』様の事例です。

ホームページのリニューアルにあたって、代表者が整体学校をはじめたきっかけや想いを、ストーリーで伝えるようにしました。

この学院の魅力を洗い出してみると、、

マンツーマン、アットホーム、子連れOK、整体・自然療法・心理学・カウンセリング・占い・スピリチュアルなど総合的に学べる・・・

といった特長があり、「30代、子育て中の専業主婦」のニーズに合うことが分かってきました。

「Who/What/How:誰に、何を、どのように」よりも「Why:なぜ?」を重視

「なぜ整体学院を運営しているのか?」という“想い”が伝わることを重視しました。

 

商品が「お客さんに求められていて、他社よりも安い(または優れている)」なら売れるのか?というと、そうとは限りません。

なぜなら、商品の良さだけで売っていると、すぐに他社にマネされて抜かされるからです。

商品力だけでなく、想いの部分でも差別化を行いました。

ストーリーを伝えるプロフィール文

代表者の人柄・価値観が伝えるプロフィール文作成にも力を入れました。

文章は長いですが、冒頭に実績・活動内容を載せて興味を引いています。

見出し、行間、フォントにも工夫を凝らして読みやすくしています。

結果どうなったか?

本講座が30万円以上するものなのにも関わらず、毎月ホームページから体験申込みが入っていて、体験からの成約率も90%を超えています。

「ホームページ見て申込むつもりで来ました!」と来られるので、クロージングに労力はかかりません。

初級コースを受けた後、中級に進まれる方もおられ売上安定化に貢献しています。

【まとめ】心に届けることが集客数UP・売上UPの鍵

ビジネスでは『説明』も必要ですが、そこに『描写』を取り入れることで読み手の心を動かすことが可能です。

また説明だけしているライバルとの差別化にもなります。

その結果、お問合せが増えることに加えて、成約率アップや客単価アップにも影響します。

ブログ・ホームページだと顔こそ見えないですが、『“描写”を使った読み手の心に届く文章』で、集客・売上アップしませんか?

 

滋賀・京都 ホームページ制作ユーズアイ
売れるブログ・ホームページの専門家
木村太一

圧倒的な強み(USP)が見えてくる!競合他社(ライバル)リサーチの方法

今回は、ライバル調査の方法についてお話していきます。

ライバル調査は。あなたが勝てるポイントを見つけるために欠かせないステップなので、ぜひ取り組んでみてくだささい。

1.ライバルとは誰のこと?

ライバルと一口に言っても、

  • 一般消費者の感覚でのライバル
  • マーケティングにおけるライバル

この2つには大きな違いがあります。

この記事でお伝えするのはマーケティングにおけるライバルについてです。

ライバルを洗いだす2種類の方法

ライバルを探す方法には、大きく分けて次の2種類あります。

  1. 業界のくくりから探す
  2. お客さんの気持ちになって探す

これは視点が違うだけなのですが、実はそれだけ、見えてくるライバルがまるで違ってきます。

一体どういうことなのか?日本の航空会社『ANA』を例に上げて解説していきます。

業界のくくりからライバルを探すと

「ANAのライバルはどこか?」と聞かれると、、
航空会社ですので、

  • JAL
  • PEACH
  • JETSTAR

こういった“他の航空会社”が上がってきますよね。

これは、いわゆる“業界”を起点にして考えたときに見えてくるライバルです。

しかし実はそれだけではなく、他にもライバル企業はたくさんあるのです。

お客さんの気持ちになってライバルを探すと

次の2つのシーンについて、利用者の気持ちになって考えてみましょう。

シーン① 北海道旅行
シーン② 海外部署との打ち合わせ

シーン① 北海道旅行

あなたが、「北海道旅行に行こう!」と思った時、必ずしも航空機を使いますか?

そう考えると、航空機以外にも「フェリーでゆっくり行く」「新幹線と電車で旅をする」といった選択肢もありますよね。

つまり、

  • フェリー
  • 電車、新幹線
  • レンタカー
  • ヒッチハイク、など

こういったサービスが“お客さん”を起点に考えたときにライバルとして見えてきます。

シーン② 海外部署との打ち合わせ

20年前だと、海外部署と打ち合わせするさいは必ず航空機で、現地に向かう必要がありました。

しかし現在はどうでしょうか。

航空機?フェリー?いえ、わざわざ現地に出向かなくても、SkypeやZOOMを使えば、世界中どこにいても打ち合わせができるようになりました。

今までは航空機を使っていたビジネスマンがネット回線で済ませるようになった、ということは、

  • スカイプ
  • ZOOM
  • Messenger通話
  • LINE通話

といったサービスも、ANAのライバルと言えるのです。

競合他社は、必ずしも同業者とは限らない

このように、お客さんの目線で考えると、ライバルは必ずしも同業者とは限らないことが分かってきます。

競合他社と、同業他社は意味が違います。とても大切なポイントなのでしっかり覚えておいてくださいね。

2.売れているライバルをリストアップ

“お客さんからみたライバル”について理解できたところで、あなたの“売れているライバル”をまずは3つ上げてみましょう。

売れていないライバルを上げてもあまり意味がないので、“売れているライバル”または“売れていそうなライバル”を調べます。

競合他社の見つけ方

競合他社を見つけるときは、自分の業界から考えるのではなく、お客さんが求めていることから考えるのが大切でしたね。

さて、あなたの見込み客は、

  • どんなメリットを得たくて?
  • どんな悩みを解消したくて?

あなたの商品・サービスを購入するのか?考えてみましょう。

これこそがあなたが商品・サービスを通して提供している価値です。ここを押さえておけば競合他社のリストアップも上手くいきます。

集客動画クリエイターの例

売っている商品が“集客動画”であれば「もっと集客がしたい」と思っている人が見込み客になります。

ということは、見込み客からすると、集客さえできれば、動画じゃなくても、何でも良いということです。

そうすると『集客できるサービス』としては

  • ホームページ制作会社
  • マーケティング会社
  • 集客コンサルタント
  • 営業代行サービス

などなど、動画以外のあらゆるサービスが見込み客にとって比較検討の対象となります。

このように自分の業界だけでなく、どんな価値を提供しているか?というお客さん目線で、幅広い業界からライバルを探すことが大切です。

3.ライバルを調べてみよう

ライバルを探したら、それぞれのホームページを見て、

  • どんな謳い文句で売っているか?
  • どんな商品を扱っているのか?
  • どんな人がお客さんになっているのか?
  • お客さんの声に何が書かれているか?
  • 実績はどれくらい?

について調べていきましょう。

またホームページだけでなく、Facebook・Twitter・Instagramなど、あらゆるSNSアカウントを見つけ出して、リサーチしましょう。

このリサーチを、ライバルの数だけ繰り返していきます。

たいへん面倒な作業ですが、このリサーチをするか・しないかで売れるかどうか8割決まります。

ライバルが提供できていない価値は?

一通りのリサーチが終わったら『ライバルが提供できていない価値(=弱み)』にいてもリサーチします。

『このライバルの商品を買ったのに満たされなかった欲求・要望』はないか見つけましょう。

こればかりはホームページには書いていないので、「何が書かれていないのか?」という視点が必要になります。

例えば、

  • ライバルA社のホームページには
    「◯◯ができます」と書いている
  • ライバルB社のホームページには
    「◯◯ができます」とは書いていない

となれば、B社が提供できていない価値ということになります。

このように、他のライバルとの比較や、推理・推測をフル活用して洗い出します。

こうして見つかったライバルの弱みをすべて解決した商品を、あなたがリリースするのです。

そうすれば、高確率でヒット商品を作り出すことができます。

まとめ

リサーチは、とても面倒な作業ですが、社長・個人事業主なら一生続けていくものでもあります。

1日でマスターするのは難しくても、市場の刻一刻の変化を見逃さないように、根気よく取り組んでいってください。

たった4ステップで『売れる強み』を見つける方法

この内容を実践することで、お客さんや見込み客に求められていて、なおかつライバルに勝てる強みが何なのか、分かるようになります。

そしてその強みは、売れるブログ・ホームページ作成のもとにもなります。

今回は、次の2つのテーマについてお話します。

  • 強みと長所の違い
  • 売れる強みを見つけるたった4ステップ

強みをきちんと見つけて打ち出せば、読み手はあなたの商品・サービスに興味を持ち「買いたい」と言ってくれるようになります。ぜひ取り組んでみてください。

強みとは?長所との違い

 

たくさんの“長所”があったとしても、そのすべてが強みになるわけではありません。

たくさんある長所の中で、

  • ライバルに勝っている
  • お客さんに求められている

この2つの条件を満たす長所のことを“強み”といいます。

強みの条件1.ライバルより優れている

強みではない“長所”とは?

いくら長所でもライバルのほうが優れていたら、その長所は強みにはなりえません。

例えば「駅から徒歩4分」の場所にお店があったとしましょう。駅から近いことは長所の1つです。

ところが、付近に「駅から徒歩1分」の場所にライバル店があったとしたら、『駅から近い』は強みにはなりません。

なぜなら駅からの近さを重視する人はライバル店に行くからです。

強みとなる“長所”とは?

一方で、あなたの長所がライバルよりも優れている(もしくはライバルにはない)としたら、その長所は強みになりえます。

お店にキッズコーナーがあるなら『親子連れで行きやすい』という長所になります。

付近のライバル店を調べてみて、キッズコーナーが他の店になければ、『キッズコーナーがある』という長所は強みになりえます。

強みの条件2.長所が求められていること

長所が、ライバルより優れているだけでは不十分で、お客さんに求められていて初めて“強み”になります。

一昔前に、デジカメ業界では画素競争が盛んでした。

画素競争とは「他社が1200万画素のカメラを出したから、こちらは1600万画素のカメラを出す」というように“画素数”で勝とうとする競争のことです。

ところが、お客さんから見れば、どのカメラでもキレイに撮れるので何万画素だろうがあまりピンと来ていなかったんです。

「お客さんは、画素数を求めていない」という事実にメーカーが気づいた途端、画素競争は終焉を迎えました。

画素数よりも軽さ、小ささ、デザインなどの要素のほうが選ばれる理由になりました。

強みとなる、2つの条件

つまり、強みとは、

  • ライバルよりも優れている
  • お客さんに求められている

この2つの条件を満たしている長所のことであり、強みこそがあなたの集客・売上アップに大きく貢献します。

売れる強みを見つけるたった4ステップ

 

あなたの商品・サービスの強みは何なのか?を見つけるためのワークをご紹介します。

次の4つのステップで進めていきます。

  1. 自分の商品・サービスの長所をリストアップ
  2. 1の長所の中からライバルより優れているものを抜き出す
  3. 2の中から、お客さんに求められているものを抜き出す
  4. 3で残ったもの=強み

1つずつ順に解説していきます。

①自分の商品・サービスの長所をリストアップ

まずは、紙とペンを用意して(PCでもOK)、あなたの商品・サービスの“良いところ”を30個以上、書き出してください。思いついた長所はすべて書き出しましょう。

※このときライバルより優れているかどうかは気にせずに、あなたが “良いと思うところ”で大丈夫です。

なお「これができるなんて書いたら、一流の人に失礼かな?」とは、考える必要はありません。

決して失礼ではないですし、誰かに見せるものではないので、気にせずに書いてください。

② ①の中からライバルより優れているものを抜き出す

①で書き出した長所リストの中から、

  • ライバルにはないもの
  • ライバルより“優れている(優れていそう)”なもの

を抜き出して、別の紙に書き出します。

なお『優れている』とは、日本一という意味ではありません。

あくまでライバル(実店舗なら、同じ商圏にいるライバル)の平均値と比べて優れていればOKです。

複数の長所を組み合わせて“優れている長所”にしてもOK

長所を1つずつ見ていくと「どれも優れていそうにない」と感じるかも知れません。

そんな時は、複数組み合わせる、という手があります。

 

例えば、牛丼チェーンの吉野家を例に考えてみましょう。

吉野家は『やすい、はやい、うまい』というコンセプトで全国展開に成功しました。

しかしよく考えてみると、吉野家よりも“やすい”食べ物屋は、探せばたくさんあります。

また、“はやい”というのも、実現している店は他にたくさんあります。

吉野家より“うまい”店だってたくさんあります。

 

一見、どの長所も1つずつ見るとライバルより優れているわけではないですが、『やすくて、はやくて、うまい』この3つが揃っているお店となると、かなり限られてきますよね。

このように『複数組み合わせる』ことで、“ライバルに勝てる長所”にすることができます。

③ ②のライバルに勝てる長所の中からお客さんに求められるものを見つける

②で書き出したライバルに勝てる長所リストの中から、

  • お客さんが抱えている“悩み・欲求を満たせるもの
  • ライバルに対して感じている不満を解決できるもの

を抜き出して、別の紙に書き出していきましょう。

解決できるもの、といっても「100%解決できるかどうか分からない…」なんて考える必要はありません。

解決できるかどうかなんて誰にも分からないですし、100%というのはどの商品・サービスでも不可能です。完璧主義は捨てましょう。

また、「解決できた実績がない」ことで悩む必要もありません。

なぜなら、実績がない=商品の魅力がない、という意味ではないからです。

誰しも最初は実績ゼロからスタートです。実績がないからといって「商品の魅力はありません」では、いつまで経っても売れないですし実績もゼロのままです。

※ライバル商品の不満を知る方法は『あなたの圧倒的な強みがわかる!ライバル(競合他社)リサーチの方法』の記事をお読みください。

④ ③で残ったものがあなたの強み

③で書き出した(ペンでチェックを入れた)長所が、あなたの『売れる強』みとなります。

ここでしっくり来ればOKです。

もししっくり来ていないとしたら、原因はリサーチ不足です。

ライバルについて、そして、お客さん(見込み客)についてのリサーチが浅いので、より詳しくリサーチしてみてください。

【まとめ】

さて、あなたの強みは見つかりましたでしょうか?

この、“強み”が見つけるかどうかで、あなたの商品・サービスが売れ行きを大きく左右することになります。

またブログやホームページでも、売れる強みを伝えられるかどうか、集客できる・できないの分かれ目になります。

この“強みを見つける”作業には時間をかけてもよいので、じっくりと取り組んでください。

 

売れるブログ・ホームページの専門家
木村太一

【11月1日 TVに出演します】滋賀県東近江市の地域密着型女子野球チーム“東近江バイオレッツ”をご紹介

びわ湖放送のテレビ番組『勇さんのびわ湖カンパニー』に出演します。

ネットで見つけた魅力的な情報(人、場所、者、団体など)をテレビで紹介する『ネットハンター』という企画で、

今回、滋賀県東近江市の女子野球チーム『東近江バイオレッツ』をご紹介します。

ロケをさせていただいて・・・

「東近江市に住み、東近江市で働き、東近江市で野球をする」というコンセプトのもと、全国から集ってきた14名の野球女子たち。

取材の際に練習を見させていただいて、彼女たちのひたむきな姿と、団結している姿がとても印象的でした。

男子野球とは、まったく雰囲気が違います。

女子野球は、まだまだ男子野球に比べて知名度が低いですが、練習風景を見ていて、こちらも楽しくなってくるような独特の雰囲気を感じました。

これからの活躍が楽しみです。

公式ウェブサイトはこちら→https://www.violetsgirls.net/

放送日のご案内

ご興味のある方は、びわ湖放送にてご覧ください。

本放送:11月1日(金)23:45~
再放送:11月4日(月)10:00~

※なお放送後はYoutubeや、動画配信サイトGyaoでもご覧いただけます。

【今すぐ作ろう】『よくある質問』は超重要コンテンツ!その理由と効果を徹底解説

今回は、ブログ・ホームページに『よくある質問』を載せる意味とその効果について、解説していきます。

いろいろなホームページを見ていると、『よくある質問』のページをよく見かけます。

 

しかし実際にどんな効果をもたらしているのか、はっきり理解せずにホームページを運営しているケースも多いです。

そこで今回『よくある質問』について、次の2つのポイントを取り上げます。

  • ブログ・ホームページにおける『よくある質問』の効果
  • 『よくある質問』にはどんな質問を掲載すればよいのか

この記事を読むことで、よくある質問を掲載していない方はもちろん、すでに掲載している方も改善ポイントが明確になります。

ホームページに課題を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ブログ・ホームページの『よくある質問』の効果とは?

買う理由がたとえ100個あっても、疑問や不安が1つあるだけで、お問合せや購入にはつながりません。

行動とは、お問い合わせ・申し込み・予約・初来店などのことです。

効果1,行動しない理由をすべてなくす

よくある質問を載せることで、訪問者が感じている疑問や不安といった『行動しない理由』をすべて消すことができます。

例えば、

  • 駐車場があるかどうか?
  • 子どもを連れて入れる?
  • 初めてでも予約できる?

など、こうした情報が1つでも分からないとき、「電話して聞いてみよう」とは思ってくれません。

他のホームページを見にいって、きちんと情報が載っているお店・会社のほうに流れてしまいます。

効果2,すべて読めば“買う理由”になる

よくある質問は、単に疑問解消のためだけではありません。『買わない理由をなくす』コンテンツですので、裏を返すと『買う理由』になります。

例えば、整体院なら

Q:こんな症状にも効果はありますか?
A:はい。そういう症状の方にこそ、ぜひ受けていただきたいです。

Q:痛みはありますか?
A:いいえ、痛みなどは一切感じません。

Q:駐車場はりますか?
A:すぐ隣に無料駐車場をご用意しています。

Q:まず試せますか?
A:はい、初めての方でも1回からお試しいただけます。

というように、全部読んだ人に「欲しい!」と感じてもらうことも、『よくある質問』の役割なのです。

※もしあなたのターゲットとなる人が読んでも「欲しい」と感じない場合は、内容の見直しが必要です。

『よくある質問』で掲載する3つのコンテンツとは?

1.実際によく聞かれる質問

お客さんから実際に聞かれた質問はすべて掲載しましょう。

実際のところ、わざわざ質問してくれる人はお客さん全体の1割もいません。

ですので1回でも聞かれたということは、実は多くの見込み客を逃している可能性が高いです。もったいないですよね。

2.聞かれたことはないが、訪問者が感じている疑問

先述のように、ほとんどの人は「電話して聞く」といった面倒なハードルは越えてくれません。

なので、今まで聞かれたことがなくても、訪問者が疑問に思うことは掲載しておくべきなのです。

これを知るには、ホームページから来てくれた人に「分かりにくい部分はなかったですか?」とヒアリングするのが効果的です。

3.訪問者がまだ感じていない疑問

ややこしいことに、『行動に踏み切れない理由』を訪問者が自覚しているとは限りません。

ネット上には情報があふれているので、「よく分からない」と感じた人はあっという間に他の情報に移り気します。

そのため、数秒後には、感じた疑問を忘れている可能性さえあるのです。運用している側は、相当“客観的な目”を鍛えていくことが必要になります。

訪問者が受け入れやすい順番で載せること

よくある質問を載せる順番にもポイントがあります。

すべて読めば買う理由になるように、受け入れやすい順番で掲載するのがポイントです。

例として、次の2パターンを見比べてみましょう。

パターン1

Q:こういう症状にも効果がありますか?
Q:どんなお支払い方法がありますか?

パターン2

Q:どんなお支払い方法がありますか?
Q:こういう症状にも効果がありますか?

 

明らかに、パターン1の方が自然ですよね。

訪問者が、自分の症状にも効果あると分からなければ、実際に行こうとは思わないですし、お支払い方法には興味を持たないからです。

ただ単に載せるのではなく、訪問者にとって受け入れやすい順番に並べるようにしてください。

【まとめ】よくある質問のコンテンツを充実させよう

今回はホームページに『よくある質問』を載せる意味と効果について解説しました。

集客できているホームページには、必ず『よくある質問』が掲載されていて、その内容と順番は細かく考えられています。

決してサブコンテンツとして考えず、ぜひきちんと掲載し、改善していってください。

 

売れるブログ・ホームページの専門家
木村太一

ホームページに『お客様インタビュー』を掲載する9つの効果

こんにちは、滋賀・京都のホームページ制作会社ユーズアイの木村太一です。

 

『お客様へのインタビュー』をしたことはありますか?

「いつもやっている!」という方もいれば、「たまにしかやらない」「ハードルが高そうでやったことがない」いろんな状況があるかと思います。

実は、お客様がおられるのにインタビューをしないのは、非常にもったいないことです。

そこで今回は『お客様インタビュー』をテーマに、次の3つのポイントについてお話していきます。

  • お客様の声を集める方法4パターン
  • お客様インタビューがもたらす効果
  • お客様にインタビューするときのコツ

お客様インタビューは“お客様の声”を集めるだけでなく、ブログ・ホームページからの集客やマーケティングにおいて大きな役割を担うので、ぜひこの機会に押させておいてください。

お客様の声を集める4パターン

1.アンケート

もっとも手軽で広く使われているのが『アンケートを取る』という方法です。

アンケート用紙を置いておくだけで、お客さんが自分で書いていってくれるので、あなたの負担もほとんどありません。

とても便利な反面、「広告を見て来ました」といっても、何の広告で、どこが良かったのか?など詳しい情報が分からない、というデメリットもあります。

2.インタビュー

 

次に、この記事で紹介する『お客さんに会って直接インタビューする』方法です。

あなたもお客さんも、40分~1時間程度の時間がかかるので、アンケートのような手軽さはありません。

その代わり、アンケートでは知り得ないような感情の動きや、買う前の悩みといった細かな情報を知れるので、その後のマーケティングに大いに役立ちます。

3.座談会

インタビューにも似ていますが、座談会とは『複数のお客さんを集めて対談するもの』です。

インタビューのようにセンシティブな情報は集めにくいですが、それぞれがフランクに話せる分、褒め言葉や買いたいと思った決め手などのポジティブな情報が出てきやすいです。

4.交流会・懇親会を開く

お客さんを集めて交流会をしたり、懇親会を開くのもおすすめです。

特にお酒の席で食事をしながらだと、本音に近い意見が出てきやすく、商品・サービスの改善にも活かしやすいです。

あくまで交流の場ですので、事細かなことは聞けません。会話の中でさらっと聞いてみて、出てきたキーワードを拾うのに適しています。

 

お客様の声を集める方法には複数ありますが、今回は2の『お客様インタビュー』について解説します。

お客様インタビューがもたらす9つの効果

1.自社の強みが何なのか、わかる

強みとは『他社よりも優れていて、お客さんに求められている、あなたの商品・サービスの特長』のことです。

つまりインタビューの中で、『そのお客さんにとって、他社のではなくあなたの商品を選んだ理由』を聞けば、それがあなたの強みだと分かるのです。

あなたが考える“自社の強み”と、お客さんにとっての“あなたの強み”にズレがないか、常に見直すことができます。

2.“お客様の声”が増える

インタビューで取れた情報の中には、そのまま『お客様の声』として使えるものがたくさん転がっています。

そのお客様の声はホームページ、チラシ、名刺、パンフレット、DMなど、あらゆるメディアで活用できます。

お客様の声があることで、ランディングページ(セールスページ)やセミナー案内、商品案内のウリ文句に説得力が生まれます。

3.“お客様インタビュー”としてホームページに掲載できる

ホームページには『お客様の声』だけでなく『お客様インタビュー』も掲載しましょう。

お客様の声に比べて、対話形式で書かれているのが特徴です。

文章量は多くなりますがお客様の声よりもさらに強い説得力が生まれます。

4.お客さんとの良い関係をアピールできる

インタビューをしているということは、あなたとお客さんが良好な関係でいることが伝わります。

すると、まだあなたと会ったことがないブログ・ホームページの訪問者でも、安心してお問合せ・申込みしやすくなります。

5.質のよいお客さんがやってくる

“あなたとお客さんの関係性”に魅力を感じて来られる方は、たいてい質の良いお客さんです。

なぜならあなたとの素敵な関係に憧れて来られるからです。

理不尽なクレームを入れたり、相見積もりや過剰サービスの要求をしないので、あなたも気持ちに余裕を持って仕事に向き合うことができます。

6.インタビューしたお客さんがファンになってくれる

さらに、インタビューを受けたお客さんはあなた(会社)のファンになります。

もしディズニーランドから手紙が届き、「何度も来ていただいているあなたに、ぜひディズニーランドの魅力についてインタビューさせてください」と連絡が来たとしたら、いかがでしょうか?

あなたがディズニーランドのファンだったなら、都合が合わない限り受けると思うんですね。

その後、あなたはきっとディズニーランドのことをさらに好きになるでしょう。

7.お客さんが「掲載されたよ」と紹介してくれる

ブログ・ホームページにインタビュー記事を掲載することで、お客さんは「ここに掲載された!」と友人・知人に紹介するようになります。

そこでホームページを見た友人・知人の中から新規客がやってくるので、立派な紹介促進ツールにもなります。

もしディズニーランド公式HPに、あなたとディズニーランドのインタビュー記事が掲載されたなら、友人・知人に言いたくなりませんか?

ディズニーランドとは事業規模こそ異なるものの、掲載されたら誰かに伝えたくなるのは共通の心理です。活用しましょう。

8.ホームページやビジネス上の改善点がわかる

お客さんにインタビューをする際にはぜひ、良いことだけでなく、もっと改善してほしいところについても聞くようにしましょう。

そうすれば商品・サービスの弱点を改善することができるので、さらなる集客、顧客満足度アップを実現できます。

インタビューを始める時に、「良いことばかりではなく、マイナスだったことも率直にお聞かせくださいね」と言っておくのがおすすめです。

9.パッケージ商品に反映できる

お客さんにとって、あれば一緒に買いたかった商品などが分かれば、次からその商品をパッケージ販売することができます。

反対に、「パッケージ商品を買ったけれど、これは不要だった」という意見があれば、パッケージ内容を見直すきっかけになります。

いずれにしても、より良いパッケージ商品を作るさいに大いに役立ちます。

お客様インタビューの6つのコツ

1.インタビューする数人を決める

業種やお客さんの数にもよりますが、「こういう人にもっと来てほしい」というお客さんを3人~5人ピックアップして、インタビューをお願いしましょう。

1人だけだとそのお客さんが偏っているケースがあるので、平均値を取るためにも最低でも3人、理想は5人以上いるとよいです。

※偏っているとは市場にほとんどいない人という意味です。その人をターゲットにしても反応がほとんど取れないので失敗します。

2.まとまった時間を取ってもらう

インタビューには少なくとも40分~1時間程度、邪魔の入らないまとまった時間を取ってもらいましょう。

途中で来客や電話が入るとそこに注意が持っていかれるので、深い情報が得られなくなります。

3.過去のことを思い出してもらう

お客さんにインタビューするということは、商品・サービスをすでに購入しているわけですから、すでに『買った後の人』です。

しかし、次の集客のために大切なのは『買う前の人』のことです。

必ず“買う前のことを思い出して”もらいながら、当時の視点で話してもらうのが重要です。

4.具体的なエピソードを聞く

インタビューを受ける側は、たいてい抽象的な話から始めます。

「スタッフの対応がとても親切だった」と言っても抽象的なので、『いつ、誰が、どんな対応をしたときのことか?』といった細部まで聞かないと再現できません。

例を見てみましょう。

具体的なエピソードの例1

「お店の雰囲気が良かったです」

「お店の雰囲気というと、具体的には?」

入り口に大きな観葉植物が立ててあって、すごく素敵でした」

ここまで聞けば、『入り口の観葉植物は移動させないほうがよい』ということが分かりますね。

具体的なエピソードの例2

「とてもわかりやすく説明してくれた」

「例えば、どういう説明が分かりやすいと感じましたか?」

「◯◯の機能について説明するときに、味噌汁に例えてくれたのが分かりやすかった

ということは、これからも味噌汁の例えを使えばよいことが分かります。

 

このように、

「例えば、どういうことですか?」
「具体的に、何ですか?」

と深堀りすることで、その後のマーケティングで再現することができます。

「そうですか」といって次の話に移るのは、もったいないですよ。

5.感情の動きを深堀りしていく

商品・サービスの特長や実績など論理的なものだけでなく、感情的な理由も聞いておきましょう。

例えば、お客様インタビューで『商品を買った理由』を聞いたとします。

その際の論理的な回答としては、

  • 他社よりも充実していたから
  • 価格がお手頃だったから
  • 性能が一番良かったから
  • 実績がたくさんあったから
  • 持ち運びやすそうだったから

などが挙げられます。

一方で、

  • ◯◯さんならきっとできます』と笑顔で言ってくれたから
  • スタッフがかっこよかった(可愛かった)から
  • ここまで丁寧に説明してくれて嬉しかったから
  • お人柄と誠実さに惚れたから
  • 理念に共感したから

といったものはすべて感情的な理由です。

人が商品を買うときは、論理的な納得感+感情的な心地よさの両方が必要です。どちらも再現するためにも論理的な理由と、感情的な理由を聞いておきましょう。

6.一緒に写っている写真を撮る

インタビューに力を入れすぎるとつい忘れがちですが、ぜひお客さんと一緒に写っている写真を撮っておきましょう。

どちらも笑顔で写っているものががおすすめです。

あなたとお客さんが一緒に写っている写真があれば、訪問者はひと目で安心できます。

【まとめ】お客様にインタビューしよう!

お客様インタビューは、ただ単に“お客様の声”を集めるだけでなく、とても大きな効果をもたらします。

僕がクライアントのホームページ制作代行をする際は、必ず3名~5名、クライアントのお客様にインタビューします。

そうすれば『売れる独自の強み』が分かるため、今まで作ったホームページでお問合せが入らなかったものは1つもありません。

また、その人数分の『お客様の声』と『お客様インタビュー記事』が揃った状態で、公開できるわけです。

 

インタビューは慣れるまでは場数もいりますが、何事もチャレンジです。失敗を恐れず、ぜひお客様インタビューに挑戦してくださいね。

 

売れるブログ・ホームページの専門家
滋賀・京都 ホームページ制作ユーズアイ
木村太一

【売れるホームページの極意】売れているホームページの共通点

売れているホームページの共通点

それは、大きく分けて次の2つです。

  1. 読み手の気持ちに沿って書かれている
  2. 読み手が知りたいことが全部かかれている

どういうことなのか、、

詳しく見ていきましょう。

1.読み手の気持ちに沿って書かれている

これはホームページ集客において、
もっとも大切なコトです。

さて、
ホームページを作る目的って、

何でしょうか?

もし集客したいのであれば、

少なくとも
「誰かに見てもらうこと」

が必要ですよね。

つまり、ホームページは、

決してあなたが見て満足するために
あるものではなく・・・

ーーーーー
自分以外の誰かに
見てもらうためにある
ーーーーー

ということです。

仕事柄、
いろいろなホームページを見ていると、

「売り手が
言いたいことだけ言っているなあ」

と感じるものがたくさんあります。

きっと、売り手は、
言いたいことが言えているので、
自己満足はするでしょう。

しかし、
そのホームページで集客できているのか?

というと・・・

少なくとも、
僕が持ち主にお聞きした限りでは、

「集客できています」

と答えた方はいませんでした。

中には、

ホームページ制作会社に
高いお金を払って
作られたものもありました。

ホームページを作ること自体は、
やり方さえ学べば誰でも作れます。

でも、
そこから集客しようと思ったら

「読み手は今どんな状況にいて
どう感じるんだろう」

と、読み手に“想いを馳せる”ことが
大切になります。

売り手目線ではなく、
あくまで、読み手目線

まず覚えておいてくださいね。

2.読み手が知りたいことが全部かかれている

これは、①の
『読み手の気持ちの沿っている』
の次に重要なポイントです。

どういうことかというと、、

読み手は、

『たとえお問合せする理由が100個あっても、
1個でも疑問があったら行動をやめてしまう』

からです。

 

え・・・!?

いくらなんでも、極端では!?!?

と、もし思われたとしたら、、

自分に置き換えてほしいです。

 

例えば、
新しい美容室を探していて、

「良さそうなんだけれども、
駐車場があるかどうか分からない」

としたら・・・

「駐車場はありますか?」と
わざわざ電話して聞くでしょうか?

きっと、

電話しないと思います^^;

 

「いやいや、僕は電話するよ」

という方でも、、

(a) 電話して聞く回数
(b) 聞かなかった回数

どちらが多いか?と聞くと、

きっと、

「(b)の聞かなかった回数が多い」

ではないでしょうか。

 

実際、ほとんどの人は、
わざわざ聞くことはなく、

きちんと知りたい情報が
すべて書かれている別のお店に行ってしまいます。

 

そう、、

いくら読み手の気持ちに沿っていても、

買いたい!と思ってくれたとしても、

「そういえば、
駐車場はあるんだろうか?」

「そんなうまい話
あるわけないでしょ?」

などなど、

ふと感じた疑問や不安を
すべて払拭できていないと、

その先のお問合せには、
つながらないのです。

(お問合せページすら開いてもらえません)

それってとてももったいないですよね。

あなたの商品・サービスの価値は、
お問合せすらしなくていいような、
その程度の価値しかないのでしょうか。

きっとそんなことはないはずです。

あなたが提供している商品・サービスは、
これまで辛いことにもめげず、
必死に努力しつづけて、提供しつづけているのですから、、

より多くの方にお届けして、

喜んでもらい、

売上につなげていきたいですよね^^

 

ですから、

ぜひとも、

  1. 読み手の気持ちに沿って書く
  2. 読み手が知りたいことを全部書く

この2つのことを、
まずは徹底的に意識してほしいです。

 

さて本日は

売れているホームページの共通点

についてお伝えしました。

 

明日は、、

ーーーーーーーーーー
独自の強み(USP)発見法

ライバルに負けない
強みを見つける方法
ーーーーーーーーーー

をお届けします。

 

これが見つかれば、

あなたの今後の集客は
かなりラクになります。

ぜひお楽しみに^^

 

②独自の強み(USP)発見法へ

価格競争で負ける?「安すぎる同業者」についてどう考えればよいのか

つい先日のこと。

ある業者の方から「作業の一部をお願いしたい。こういう作業なんだけど、いくらでできますか?」と聞かれました。

すでに外注先はあるものの、何件か確保しておきたいという理由でご相談をいただきました。

内容としては、

  • 管理画面を作成
  • プログラムも組む

ということでしたので、

「概算としては、およそ◯◯万円です」

とお伝えした上で、

「今の外注先は、おいくらでされていますか?」と聞き返したところ、、

びっくりするくらい安かったわけ。

安すぎる同業者に値段で勝てない?…

開いた口が塞がらないくらい、安い価格なので、

どうあがいても歯が立ちません。

 

僕もプロとしてスキルを磨き続けて、営利目的の事業ですし、人生かけてやっているわけです。

次の広告費、事業投資も必要です。

どう考えてもマイナスになる案件だと判断したため、丁重にお断りしました。

 

あなたもこういう経験はありませんか?

他にもある!安すぎる価格で受注する事例

『安すぎる同業者』に腰を抜かされた経験のある方は、きっと僕だけではないはずです。

例えば、、、

家賃を滞納してまで1枚5000円で絵を書いているイラストレーターの話を聞いたことがあります。

また、わずか1000円の報酬で、4日以上も働いているデザイナーと出会ったことがあります。

旦那さんの収入に頼りっきりで、自分は無償で働いている主婦の方もおられます。

 

その人たちのスキルは低いのか?

というと、そんなことはなく、むしろかなり優秀で、

だからこそ価格では負けてしまうわけです。

 

考えてみれば、発注する側にとっては同じクオリティなら安いほうがいいわけですから、価格で選ぶのも無理もありません。

でも正直、そんな価格に合わせていたら事業が破綻します。

悩ましいですよね…(>_<)

こんなとき、あなたならどうしますか?

適正価格で販売する方法

この国は自由経済ですから、どれだけ安く売っていようがそれは相手の戦略

安すぎる同業者に文句を言うくらいなら、どうやったら高い価格で売れるのか考えるほうが建設的です。

例えば、あたながデザイナーで「デザインの単価が下がっている」と感じているなら、

  • マーケティング力を身につけて、売上UPに貢献できるようになる
  • プログラミングを学んで『デザインができるプログラマー』と名乗る
  • インテリアデザインを学んで、店舗デザインを一貫して受注する
  • 理念・ミッションを打ち出して共感してくれる人に正当価格で買っていただく
  • デザインの重要性を教育して高く買ってもらう
  • (デザイン力に自信があるなら)本当にデザインができるデザイナーと名乗る

などなど、適正価格で販売する方法はたくさんあります。

 

ちょっと周りを見渡せば、デザインができるプログラマーはほとんどいません(←コレ本当です)

だったらプログラミングを学んでデザイナーの土俵からプログラマーの土俵に移った途端に価値が上昇するわけです。

 

またデザイナーと名乗る人は多くても、本当にデザインが上手なデザイナーは少ないです。(←コレも本当)

「デザイン力があるデザイナーです」と名乗ることで、価格競争に巻き込まれにくくなります。

 

発想の転換がいりますが、このように『市場の穴場』に目をつけることができれば、値段を下げなくても生き残る術があります。

【まとめ】自分のスキルを総動員して価格競争に対抗する

デザインだけ・プログラミングだけというように、スキルを単体で売っていると価格競争に巻き込まれます。

自分の持っているスキルを複数組み合わせて『独自の価値』にすることで、

どのスキルを組み合わせれば、自分だけの価値を生み出せるのか?

ここを見つけるだけです。

 

売れるブログ・ホームページの専門家
滋賀・京都のホームページ制作会社 ユーズアイ代表
木村太一