さて、本日6日目のお話は、
『売れるデザインとレイアウト』
ということで、
次の3つのテーマについて
お話していきます。
- 売れるデザインの条件
- 配色
- レイアウトについて
では、本題に入りましょう。
デザインとレイアウト
1.売れるデザインの3条件
まず、売れるデザインのポイントを
先にお伝えします。
それは
- ホームページの役割に合っている
- 見やすく分かりやすい
- 途中で飽きない
この3つだけです。
1つずつ見ていきましょう。
①ホームページの役割に合っている
簡単にいうと、
「業種に合わせましょう」
「ターゲット層に合わせましょう」
ということです。
例えば・・・
とある英語教室のホームページの役割が
『小学生とその親御さんに
体験レッスンに来てもらうこと』
だとしましょう。
すると、ターゲットは
小学生の子どもを持つ親なので、
30~40代の女性がメインになります。
そのうえで、子どもも「行きたい」と
思えることも大切です。
そう考えると、
デザインは
真っ黒の背景に、赤い文字・・・
とはなりませんよね(^^;
いくら何でも怖すぎます。笑
なので一般的には、
淡めの色合いでカラフルに・・・
薄い黄色、ピンク、オレンジ、
アクセントは濃いピンク・・・
そのような色合いにすれば、
違和感なく見てもらえそうですよね^^
ですから、
・自分の業種
・ターゲット
・与えたい印象
について考えたうえで、
受け入れてもらいやすい
デザインにしましょう。
※差別化するために、ライバルとは違うデザイン・色合いにするのもアリです。
②見やすく分かりやすい
ときどき、
- デザイン化されていて読みにくい
- 小さすぎて読みにくい
- メニューがすべて英語
といったホームページがありますが、
これじゃ集客はできません。
というのも、
ネットユーザーはとても集中力が低いので、
少し「分からない」と感じたら
すぐにページを閉じてしまうからです。
明日のメルマガでも解説しますが、
いくら写真・キャッチコピーで
興味を引けたとしても、
詳しい情報を伝えるのは
やっぱり『文章』です。
なので、ぜひ『読みやすさ』を
まずは一番に考えてくださいね^^
③途中で飽きない
丁寧に伝えようと思うと、
どうしてもページが縦に長くなりがちです。
それでも
最後まで読んでもらうには、
- 写真を入れる
- 途中でデザインを変える
- レイアウトを変化させる
といった『途中で飽きさせない工夫』が大切です。
デザインについては、
ここで紹介した①~③のポイントを
押さえておけば問題ありません。
また、これも
よくある間違いなのですが、
「きれいなデザイン」
というのは、
ハイブランドでもない限り、
必要ありません。
それよりも大切なのは、
『伝わるかどうか』が重要です。
伝えたいことが伝わるのが、良いデザインです。
ぜひ覚えておいてくださいね。
2.配色
続いて、配色のお話です。
色数が増えれば増えるほど
バランスを取るのが難しくなってしまいます。
配色に慣れていないなら、
ホームページに使う色を
多くても3色までにするのが無難です。
それ以上に増やすと
どうしてもまとまりが感じられず、
野暮ったく(素人っぽく)なるので、
気をつけましょう。
また配色の比率も大切です。
「70:25:5の法則」に従って
べースカラー:75%
メインカラー:25%
アクセントカラー:5%
の面積比になるように調整しましょう。
そうすると全体のバランスが取れて、
すっきりとしたデザインになります。
※これ以外の比率でも
キレイに見せることは可能ですが、
かなり難易度が上がります。
※伝わればそれで良いので、
無駄に時間をかけないためにも、
配色ルールに従うのがオススメです。
3.レイアウトについて
ホームページの目的が
『お問合せしてもらうこと』
だとすると、
伝えたいことや伝えたい順番があるはずです。
例えば、
まずは悩みに寄り添って、
興味を持ってもらって、
価値を感じてもらってから値段を伝える
といった具合です。
とすると、
トップページのコンテンツは
その順番で並んでいる必要があります。
同じように、
メニュー項目も伝えたい順番で
並んでいることが重要です。
しかし、
その一方で、
- 価値を感じる前に値段が出てくる
- 新着情報が途中で割り込んでくる
ということがあると
読み手は混乱して
すぐにページを閉じてしまい、二度と戻ってきてくれません。
そうして他社のほうに行ってしまいます。
一旦、他社で満足したお客さんは
その後、何かあっても他社のほうに行くので、
よほどのことがない限り、
あなたのものには来なくなります。
そう、、
レイアウト1つで、
集客にも失客にもつながります。
いかに“失客”を食い止めて、
“集客”につげるか?
そのルートといえるのが、
『レイアウト(=導線)』なのです。
さて、レイアウトの大切さを
ご理解いただけましたでしょうか?
前回までの復習にもなりますが、
ホームページを作るときは、
- コンセプト
- ホームページの役割
- 伝えたいことと伝えたい順番
この3つがきちんと決まって初めて
デザインやレイアウトも決まってきます。
逆に、この3つを外してしまうと、
いざ結果が出なかったときに、またイチから作り直すことになります。
そんな無駄な費用をかけないためにも、
この内容はとても重要です。
ぜひ何度も読み返してでも、
理解しておいてください。