滋賀・京都のホームページ制作ユーズアイ代表の木村太一です。
なぜ2月と8月は売上が落ち込むんだろう?と思った経験はありませんか?
それもそのはず、、、どの業界でも「2月と8月は売上が落ちる」と言われており、決してあなただけではないのです。
とはいえ何も対策をしていないと、気づいたら事業がピンチ・・・ということになりかねません。
この記事では、次の2つのテーマについて解説していきます。
- 2月と8月の売上が落ち込む理由
- 売上ダウンに困らない3つの対処法
この“魔の月”を上手に切り抜けられるようになりたい方は、その原因と対処法について、ぜひこの機会に理解しておいてください。
なぜ2月と8月は売上が落ち込むのか?
「2:8の法則」というのを聞いたことはありますか?
別名「パレートの法則」とも呼ばれ、
- 2割の社員が、8割の売上を上げている(会社内での話)
- 2割の顧客が、8割の売上を上げている(顧客分析での話)
- 2割のページに、8割のアクセスが集まっている(ウェブサイト)
といった話が有名です。
この「2:8の法則」が、月ごとの売上のアップダウンにも当てはまります。
2月の売上が落ち込む理由
業種による違いはあったとしても、主な理由は次のようなものです。
- 日数が少ない
- 12月〜1月に出費がかさみ反動で財布の紐がきつくなる
- 寒くて買う気が起きない
- 風邪・インフルエンザで体調を崩しやすい
2月は28日(または29日)と日数が少ないのはもちろん、それ以外にも、12月〜1月は多くのイベント(クリスマス、正月、忘年会、新年会など)による出費があるため、その反動から財布の紐が固くなり、売上が下がります。
また、2月は寒いため買う気が起きにくいことや、風邪・インフルエンザが流行するため外出を控えたくなることも、理由として挙げられます。
※今年(2020年)はコロナウイルスが流行しています。参加するかどうか迷った際には「コロナウイルスも流行っているし、行かないでおこう」という心理になりやすいです。
8月の落ち込みの原因
- お盆で仕事を休むから
- お盆でお金も体力も使うから
- 暑くて買う気が起きないから
お盆期間中は仕事がストップするため、稼働日数が少なく売上も落ち込みます。またイベント(レジャー・旅行など)で出費がかさむため、その反動で買い物を控える人が多くなります。
また2月の逆で、暑いため買う気が起きなくなるのも理由の1つです。
売上ダウンも怖くない!3つの対処法
次に、2月と8月の売上ダウンを上手く乗り切るための対処法を3つお伝えします。
- 利益をしっかりプールしておく
- (反応が薄くても)情報発信をやめない
- キャンペーンを打って集客しておく
対処法① 利益をプールしておく
ベタですが、利益をきちんとプールして余裕をもたせておくことが何より重要です。
稼いだからといって見栄を貼ったり、盛大に使ったり、そういう社長も見かけますが、しないほうが賢明です。
もし利益のプールさえできていないという場合は、まず単価を上げるなどして、きちんと利益を確保するようにしましょう。
※単価アップについてはこちらの記事をお読みください
個人事業主こそ“30万円以上の高額商品”を扱うべき9つの理由
対処法② 情報発信をやめない
2月と8月は、売上だけでなく、ブログ・SNS投稿の反応も落ち込む時期です。
とはいえ『誰の目にも届いていない』わけではありません。「見てはいるが、反応するほどしっかりと読んでいない」という状態であって、見込み客の目には届いています。
ですから、この時期に情報発信をやめずに続けることが3月以降に思い出してもらうポイントであり、売上の回復度に大きく影響してきます。
対処法③ キャンペーンを打ってライバルより先に集客する
3月以降に買い物するはずの見込み客を、2月のうちに前倒しして集められないか考えてみてください。
キャンペーンを打つなどしてライバルより先に集客しておくのです。
そうすれば売上ダウンを防ぎつつ、ライバルにお客さんを取られることも防げて、一石二鳥です。
【まとめ】売上ダウンは予想できる!先回りして対処しよう
今回、お伝えした『2月と8月の売上ダウン』は予想できるものなので、これを見越した年間スケジュールを組んでおくのが重要です。
- どの時期にどんなキャンペーンを打ち出すのか?
- そのために、どんな情報発信をしていくか?
きちんとした計画があれば、2月と8月は決して怖くありません。
逆境はチャンスに変えてこそナンボです。ぜひモチベーションを高く保って乗り切っていきましょう。
売れるブログ・ホームページの専門家
滋賀・京都 ホームページ制作ユーズアイ
代表 木村太一