それでは
本日4日目のテーマは、
『ホームページの役割と目的を決める』
です。
【役割と目的】
これは、
- 誰が見るものなのか?
- どんな行動を取ってほしいのか?
この2つのことです。
順に解説していきますと、、、
ホームページの目的を決める
1.誰が対象なのか?
対象者とは
ターゲットのことで、
「誰にホームページを見てほしいのか?」
を決めておく、ということです。
このターゲットの決め方は、
前回の『コンセプトを決める』と
共通するところが多いので、
本日はさらっと復習するだけにしますね^^
この
「誰に見てほしいのか?」
が曖昧だったり、決まっていなかったり、
そんなホームページは山ほどあります。
具体的には、
「こっちのページは
30代の主婦向けなのに、
別のページを見ると
プロのセラピスト向け」
といった具合です。
主婦にそんな話しても
興味ないだろう・・・
という話が、
別のページには書かれていたり。
つまり、、
ホームページ全体で、
誰に向けて伝えているのか
曖昧なんです。
すると、
読み手は頭が混乱してしまい、
あっという間にページを閉じてしまいます。
こうなるとどれだけ経ってもお問合せは入りません。
ホームページ集客を、
ラブレターだと思うと分かりやすいです。
「世のすべての女性(男性)へ」
と書かれたラブレターをもらって、
あなたは心が動くでしょうか?
きっと動かないですよね?(^^;
そう、
複数のターゲットに向けて伝えると、
結局、誰の心にも響かないんです。
だからこそ、
ターゲットは1つに絞ることが大切です。
たった1人に書かれたメッセージが、
人の心を動かします。
ホームページでも同じなので、
覚えておいてくださいね^^
2.どんな行動を取ってほしいのか?(ゴール設定)
続いて、
『ゴール設定』のお話です。
ホームページのゴールとは、
資料請求、お問合せ、電話、
来店、会員登録、商品購入、
メルマガ登録、ブックマークなど、
読み手に『取ってほしい行動』のことです。
業界用語で、
CTA(コールトゥアクション)
とも呼びますね。
この
『ゴール設定』が曖昧だったり、
複数のゴールが散らばっていたりすると、
読み手がせっかく
「問い合わせよう」と思っても、
何をすればよいのか分からなくなり、、
ページを閉じてしまいます。
とてももったいないですよね。
また、あなたが
いくらゴールを1つに決めていても、
それが読み手に伝らなければ、
(読み手がどこを押せばよいのか分からなければ)
ゴールが決まっていないのと同じことです。
つまり、、
「問い合わせたい」と思ったタイミングで
問い合わせボタンが目に入ること
それが重要なのです。
ちなみに、
問い合わせボタンが
探さないと見つからない、
というのは、
「問い合わせないでください」と
言っているようなもの。
ですから、
問合せボタン
(または他のゴールのボタン)
をすぐ見つけられるように、
最低でも3箇所以上に配置してくださいね^^
※なお、『ゴール設定』も、
1つに絞るほうが目的を達成しやすいです。
【誰に、どうなってほしいのか?】
ここが決まれば、
- 使う言葉
- デザイン
- 伝える順番
これらも自然と決まってきます。
実例をあげると、、
ターゲット:自社のことを知らない見込み客
ゴール :メルマガ登録
だとしたら、、
『自社の商品にまだ興味がない人』
を相手にするわけですから、
商品説明や、料金などの情報は、
あまり必要ありません。
それよりも、
見込み客の悩み解決や、願望達成に特化し、
「なるほど、そうだったんだ」
と感心してもらえる情報を届けるほうが、
「メルマガ登録してみよう」
と思ってもらいやすくなります。
デザイン面でも、
最初から商品写真や、
代表者の写真をを載せるより、
見込み客が悩み・欲求をイメージしやすい
写真、デザイン、レイアウトにするほうが
読んでもらいやすくなります。
しかし
もしこれが、、
ターゲット:お店を探している見込み客
ゴール :来店してもらうこと
だとしたら、
話は変わってきます。
商品説明、他店との違い、料金などを
明確に伝えないと、
わざわざ足を運んではもらえません。
また代表者やスタッフの人柄がわかる
写真、プロフィールが載っているほうが、
安心してお店に行けますよね。
デザインも、
トップページを見ただけで、
スタッフやお客さん、
店内の雰囲気が分かるほうが、
続きを読んでもらいやすいです。
本日は、ここまでで、
『ホームページの役割を決める』
というテーマでお話しました。
あなたのホームページは
誰に向けて伝えていますか?
またどんな行動をとってほしいですか?
ぜひ見直してみてくださいね^^