今日、2日目は、
- 強みとは?長所との違い
- 独自の強み(USP)を見つけるワーク
についてお話していきます。
これは、
あなたの商品・サービスで
ライバルに勝てる部分はどこなのか?
を知るステップです。
独自の強み(USP)発見法
1.強みとは?長所との違い
“強み”とは、、
- ライバルより優れている
- お客さんに求められている
この2つの条件を満たす“長所”のことです。
“強み”と“長所”は
似ているようですが、
意味はまったく違います。
どういうことかというと、、、
あなたの商品には、
たくさんの“長所”がありますよね。
ところが、
いくら“長所”でも、、
ライバルの商品のほうがもっと優れていたら、
お客さんはライバルの商品を選びます。
すると、
その“長所”だけで売っていくのは
難しくなります。
また、
どれだけ、あなたの“長所”が
ライバルより優れていても、
お客さんに求められてるものでなければ、
売れるものにはなりません。
つまり、
長所の中でも、
- お客さんに求められていて
- ライバルより優れている
この2つが揃っていることが
大切になってきます。
その“売れる長所”のことを、
別名、“独自の強み”と呼びます。
(単に“強み”とも呼ぶ)
その独自の強みが、
あなたの集客・売上アップに
大きく貢献してくれます。
2.あなたの独自の強み(USP)を見つけるワーク
このワークには、
大きく分けて次の3つのステップがあります。
- 自分の商品・サービスについて棚卸し
- ライバルに勝てる部分を見つける
- 見込み客が求めていることを見つける
1つずつ順に解説していきます。
①自分の商品・サービスについて棚卸し
まずは、紙とペンを用意して、
(PCでもOK)
あなたの商品・サービスの
“良いところ”を30個以上、書き出してください。
あなたが “良いと思うところ”でも大丈夫です。
「ライバルに本当に勝っているだろうか?」
「できる!と書いたら、一流の人に失礼かな?」
なんて考えなくても大丈夫です。
思いついたものをすべて書き出しましょう。
※誰かに見せるものではないので、
気にせずに、まずは書いていってください。
※違うと思ったら後でも消せるので
完璧主義はここでは捨てましょう。
②ライバルに勝てる部分を見つける
①で書き出した長所リストの中から、
ライバルより
“優れているもの”
または、
“優れていそうなもの”を抜き出して
別の紙に書き写してください。
『ライバルより優れている』
とはいっても、、
「日本一じゃないし…」
「もし負けてたらどうしよう」
なんて心配はいりません。
そういうときは、
《業界で平均以上ならOK》
業界の平均的なライバルと比べて同じくらいか、
ちょっとでも優れていたら、
“ライバルより優れいている”と判断して大丈夫です。
(何も日本一である必要なんてありません^^;)
《複数組み合わせて、勝てる長所にしてもOK》
長所の1つ1つは大したことがなくても、
“複数組み合わせて優れている”なら、
ライバルより優れている長所になります。
例えば、
牛丼チェーンの吉野家。
『やすい、はやい、うまい』というコンセプトで
全国展開しています。
でも、、
よく考えてみると、、
吉野家よりも“やすい”食べ物屋は、
探せばたくさんありますよね。
“はやい”というのも、
作り置きの店では実現できています。
吉野家より“うまい”店なんて
他にたくさんあります。
すると一見、どの長所をとっても
ライバルに負けているように見えるのですが、、
『やすくて、はやくて、うまい』
この3つが揃っているとなると、
吉野家以外にはありませんでした。
だからこそ、
あれだけの人気店になりましたよね^
このように、
『複数組み合わせれば勝てる』
という“長所の組み合わせ”があれば、
“ライバルより優れている長所”
として成り立ちます。
ぜひ勝てる組み合わせがないかどうかも、
チェックしてみましょう。
③お客さんに求められるものを見つける
②の『ライバルに勝てる長所リスト』が書けたら、
そこからさらに、絞り込んでいきます。
そのリストの中から、
見込み客の“悩み・欲求を満たせるもの”
“ライバルへの不満を解決できるもの”
を抜き出して、
別の紙に書き出していきましょう。
(②とは別の紙で)
解決できる、といっても、
「100%解決できるかどうか分からない・・・」
なんて考える必要はありません。
(完璧主義は捨てましょうね^^;)
解決できるかどうかなんて、
誰にも分かりませんし、、
100%なんてどの商品・サービスでも
不可能なことです。
また、
「解決できた実績がない・・・」
ということで悩む必要もありません。
誰しも、
最初は実績ゼロからスタートです。
実績がないからといって
「商品の魅力はありません」では、
いつまで経っても売れません。
・人柄を信頼してもらう
・価値観に共感してもらう
など、実績がなくても販売する方法は
たくさんあります。
さて、、
ここまでで、
③のリストにはどんな長所が残りましたか?
ここに書き出せた長所こそが、
・ライバルに勝てる
・見込み客に求めらえる
この2つを満たしている、
あなたの独自の強みになります。
あなたの独自の強みは見つかりましたか?
それとも、
途中でつまずきましたか?
この“強み”を見つけるためには、
とことん“リサーチ”することが大切です。
あなたの商品・サービスの売れ行きを
大きく左右しますので、
根気よく取り組んでみてください。
さて今回は、
独自の強み(USP)発見法
についてお伝えしました。
次回は、、
ーーーーーーーーーー
売れるコンセプトを作り方
ーーーーーーーーーー
についてお届けします。
“売れるコンセプト”が決まれば、
ホームページからの集客は
決して難しいものではなくなります。
たとえ、
文章が下手でも、
デザインがかっこ悪くても、
実績が少なくても、、
「ホームページから集客できない」
という悩みから、解放されます。