「業者に頼まないとできない」と思われているSEO対策。
実は、お金をかけなくても自分でできるってご存知でしたか?
「SEO対策しませんか?」という営業電話がかかってくる話をよく耳にします。
(※そもそもSEO対策ができる会社なら自社のホームページが上に上がってくるはずです。)
実をいうと、SEO対策は、毎日少しずつの手間を惜しまなければ、そこまで難しいものではありません。
この記事では、SEO対策について、次の3つのポイントをお話していきます。
- キーワードの選び方
- 読み手に伝わる文章とは?
- Googleにも伝わる文章とは?
POINT1.SEO対策をして検索上位にあげるための『キーワード設定』
1.読んでほしい人を決める
まず、記事を書く前に読んでほしい人を1人思い浮かべます。
その人が悩んでいるであろうことを1つ挙げて、読めば解決する記事を書くのです。
1記事で1解決。が原則です。
2.どんなキーワードで検索されるのか、調べる
美容室を探している人は、どんなキーワードで検索するでしょうか。
滋賀県に住んでいる人なら、
『滋賀 美容室』
の2つのキーワードで検索することと思います。
さらにオーガニックにこだわる人は、
『滋賀 美容室 オーガニック』と3つのキーワードで検索するでしょう。
このとき『地域名 業種名』という複数のキーワードを設定するのがポイントです。
例をあげますと、
「滋賀 ホームページ集客」
「滋賀 ウェブ集客」
「滋賀 ホームページ制作」
「滋賀 ウェブマーケティング」
「滋賀 ウェブ集客 専門」
・・・
このように見込み客が検索しそうなキーワードの組み合わせを、いくつも並べてみましょう。
探している人になりきって考えてみてくださいね。
3.検索されている数を調べる
次に、Googleのキーワードプランナーなどで、並べたキーワードがどれくらい検索されているかを調べます。
検索されている回数が多いほうが、検索結果にでてくる回数も増えるので、アクセスも集まりやすくなります。
POINT2.訪れた人が分かりやすい文章
検索キーワードが設定できたら、見込み客に伝わる文章を書きましょう。
ポイントは『相手の頭の中にある言葉を使う』ということです。
売り手側は、知らず知らずのうちに専門用語を使いがちです。
例えば『サーバー』という言葉を知っている人もいれば、知らない人もいます。
迷ったときはら小学5年生にも分かる言葉を意識してください。
見出しを活用して、読み飛ばしても分かるようにする
情報で溢れている今の時代、長い文章はほとんど読まれません。
一方で、読み応えがあり、満足してもらえる文章量がないと、集客にはつながりません。
そこで、見出しが活躍します。
見出しだけ読んでも内容が分かるようにするのがポイントです。
そうすればサクッと読みたい人にも、じっくり読みたい人にも、印象の良い文章になります。
正しい言葉よりも、分かりやすい言葉を選ぶ
売り手側は自分の分野に詳しくなるので『正しく書こう』としがちですが、正しい言葉=伝わる言葉とは限りません。
例えば、『英語のスペル』という言い方は間違いで、正しくは『英語のスペリング』らしいです。
しかし多くの日本人は『スペル』だと思っており、『スペリング』なんて言わわれても直感的に理解できません。
ですからこの場合、多少間違っていても、『スペル』と書いたほうが伝わるわけです。
読み手は、知らない単語が出てくると、あっという間に画面を閉じてしまいます。
文章を書くとき、次の2つの視点でチェックしてみてください。
- 見込み客が知らない単語を使っていないか?
- 正しい言い回しを気にして、難しさを感じないか?
多少、語弊がある言い回しでも、そのほうが分かりやすいことだってあります。
大切なのは、正しさではなく伝わることです。
POINT.3 検索エンジンにも評価されること
検索順位を決めているのはコンピュータなので、人間とって分かりやすいだけでは不十分です。
コンピュータは、どちらかというと論理的で分かりやすい文章を『質が高い』と評価します。
結論を先に述べて、説得力のある文章を書く
ビジネスの世界でよく使われるのが、PREP法という文章構成です。
①結論→②理由→③具体例→④結論
この順で書くことで、文章に説得力が生まれます。
それも、人間にとって説得力があるだけでなく、検索順位も上がりやすいことが分かっています。
大見出し → 中見出し → 本文を意識して
『見出し』を適切に使うことで、訪れた人にも分かりやすくなり、SEO効果も上がります。
お読みいただいているこの記事も、『大見出し→中見出し→本文』の関係で構造化されています。
タイトル・見出しに『SEOキーワード』を含める
タイトルと見出しには、必ず選定したSEOキーワードを含めて記事を作成します。
できればタイトルの最初の方にキーワードを含めるのが理想的です。
【まとめ】検索上位に表示されればアクセスが集まり続ける
読み応えがあり、文章量の多い記事ほど、検索上位に上がってくると書きました。
といっても、最初から立派な記事を書く必要はありません。
『1週間に1記事』のように目標を決めたら、あとは練習するつもりで書きましょう。
『毎週1記事』のペースで書けば、1年間で50記事です。
『毎週2記事』のペースで書けば、1年間で100記事です。
この時、ただ書くだけではなく、プロ目線で添削・アドバイスをもらいながら書くことで、いち早くあなたの集客力は見違えるように変わります。
そうすると気づいたときには、検索からたくさんの人が訪れていて、文章力も磨かれている。
そんな未来をひたすらイメージして、ぜひ根気よく書き続けてください。
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代表 木村 太一