あなたのメッセージに人が反応するか・しないか。
それは「ベネフィット」が伝わるかどうかで、大きく変わります。
よく混同される言葉として「メリット」がありますが、「ベネフィット」とは意味が異なります。
この2つを明確に使い分けられれば、あなたの発信に人が反応するようになり、商品も売れやすくなります。
メリットとベネフィットの使い分け
多くの人が商品の「メリット」を一生懸命に伝えようとしますが、人の心は「メリット」では動かないので購入につながりません。
メリット:商品の特長、長所
ベネフィット:商品を買うことで得られる変化、体験、未来
例えば、「掃除機」のメリットとデメリットを書き出してみましょう。
掃除機のメリットとは?
メリットは、商品の特徴のなかでひときわ目立ったものを意味します。
- 短時間で床掃除ができる
- 立ったまま床掃除ができる
掃除機のベネフィットとは?
ベネフィットとは、そのメリットがあるからこそ得られることや体験を意味します。
- 短時間で床掃除ができるので、趣味やリラックスの時間が取れる
- 立ったまま床掃除ができる、足腰の負担や痛みが少なくなる
ベネフィットを洗い出すことが大切
「趣味やリラックスの時間が取れる」
「足腰の負担や痛みが少なくなる」
このようにベネフィットを洗い出すと、お客さんの視点に近づくので、メッセージがより伝わりやすくなります。
「商品を買うことで、どんないいことがあるのか?」が、より鮮明にイメージできるはずです。
「メリット だから、○○」
「メリット つまり、○○」
という質問で、深掘りしてみてください。○○に当てはまるのが、ベネフィットになります。
これだけでも、あなたのメッセージに対する反応が変わってくるので、ぜひ取りれてみてください。